シンクライアントの種類とその特徴

シンクライアントの種類と特徴を正しく理解しましょう

狭義のシンクライアントとは何でしょうか

まずシンクライアントとは、基本的にユーザーが使っているクライアント端末(サーバからいろいろなサービスを受け取っている端末のことをクライアント端末と呼びます)にはさまざまな仕事の処理をさせるのですが、その処理を最小限に抑えて、あとの大部分をサーバに処理をさせるシステムの構造のことを言います。クライアント端末には最小限の処理をしてしまえばいいので、グラフィカルユーザーインターフェイスを積んでいるコンピューターならシンクライアントとして使用することができます。この様にコンピューターとサーバとの関係を表す言葉で、シンは薄いという意味になっています。今回はシンクライアントの特徴と種類を説明して、狭義のシンクライアントについて詳しく説明していきます。

シンクライアントの特徴と種類について

シンクライアントという専門用語が使用されるようになったのは少し古く、1996年ごろに言われたことが始まりだとされています。シンクライアントは先ほど書かせていただきましたとおり、コンピューター端末であるクライアント端末とサーバーとの関係を示すもので、定義としてはサーバーに大部分の仕事を処理させてクライアント端末には最小限の仕事しかさせないという仕組みのことです。基本的に演算処理はサーバーで済まされるので画面の表示のための情報を端末が受け取り、一時的なデータ使用という特徴があります。端末内にデータを残さないので個人情報や機密情報の漏えいのリスクが圧倒的に下がり、近年では大きな企業もセキュリティ対策としてこの方法を採用できないかと注目を集めています。

狭義のシンクライアントとは具体的にどのようなものか

今まで書かせていただいたことは広義のシンクライアントで、クライアント端末とサーバーの必要最小限のデータやり取りをするシステムの構造全体の事を指していました。しかし、狭義のシンクライアントとしての意味は、この様な最小限の処理だけをしてサーバーから受け取った情報を表示するだけのクライアント端末の事を指しています。広義のシンクライアントでも狭義のシンクライアントだとしても基本的にはシステムの構造には変わりありません。サーバーで処理して端末に情報を送って端末で表示する、というセキュリティ面での安全度も高いので全く変わったことはありません。ただ、一言シンクライアントといわれてしまった時にどちらの意味で捉えるかによってそのあとの会話の意味や仕事内容について変わってきてしまう事があるので注意しましょう。